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溶接加工と切削加工のワンストップ製作なら
2023年07月27日
機械・生産現場のトータルサポート!
京都の吉田精機です。
弊社の事業は二本柱で成り立ってます。一つ目が「生産用機械・省力化機器の設計製作」。二つ目が「溶接と切削による機械用金属部品製作」になります。今回はその部品製作に関して書いていきたいと思います。
〇機械用金属部品とは?
「吉田精機って、主に自動車メーカーとつながってるんだね。それで部品製作をしてるのか。じゃあ、自動車部品の製作をしてるのね!」
…残念。違います。ウチ、自動車部品は作ってません。
自動車メーカー内は生産工程で用いる生産用機械・生産ラインにあふれています。その機械というのは部品の集合体であり、それらが組み合わさって、いろんな仕事をしています。その機械一つを作り上げるには、大きく以下の工程からなります。
①構想→②設計→③資材手配→④部品製作→⑤組立→⑥設置・試運転→⑦稼働
本来弊社では②~⑥まで一貫して請け負う事が可能ですが、場合によっては顧客の方で設計まで済ませて、部品製作の依頼のみを請け負う事も多いです。
〇少量多品種のモノづくり
生産用機械はそれぞれ役割が異なるため、共通部品は少なく、機械一台あたりに多種の部品から構成され、それぞれ素材や形状が異なります。一般的に【少量多品種】と呼ばれ、社内でも少量多品種に合わせた生産体制を構築しています。逆に「大量生産」と呼ばれる少ない品種を数100個、数1,000個製作する体制は苦手としています(ご依頼があった際は、協力工場にて対応いたします)。
〇溶接加工と切削加工
溶接加工とは、2つ以上の材料を「溶かしてつなげる」、または「つなぎ」となる材料を溶かしこむことで、新たな一つの材料とする加工方法です。時々建設現場で目にする、パチパチと火花を上げている作業のイメージです。アーク溶接、TIG溶接、レーザー溶接等の手法があります。
切削加工とは、ある材料を刃物で「削り取る」加工方法です。「フライス」「マシニングセンタ」「旋盤」等の工作機械にて行います。
〇溶接加工と切削加工のワンストップとは?
この二つの加工方法は異なる性質のため、それぞれを専門にする業者・工場が多いです。その為、溶接と切削、両方の加工を必要とする場合、別々の業者に依頼する事となり、納期・コストが嵩む傾向にあります。
弊社の場合は溶接と切削、二つとも【社内対応可能】な事を強みとしております。溶接と切削、両方の加工を必要とする部品製作に関しましては、納期・コストともにメリットのあるご提案が可能です。
〇設計者様へご提案
センサーのブラケットや、取付面から離れた台座等を検討の際、複数のリブとネジ組立による構造にされている方もおられるかも知れません。私自身、前職で設計をする際に「溶接構造はコスト高になるからやめるように」という指導を受けていました。ただそれは溶接と切削の業者が分かれている場合であり、一社ワンストップで溶接構造体を製作する場合は、コスト削減につながる可能性もあります。一度ご検討下さい。
溶接を含む切削部品のご検討時は、是非一度吉田精機にお声掛け下さい!